Tous les jours ~ Le soir ~

とある夜のとある学生の暮らし

「あ…もうこんな時間かぁ」

ふと、目の前に置いてある目覚まし時計をみると、日付を30分ほど前に超えている。
宿題は、まあ分からない所は適当にだが…一応終わらせた。
それが2時間ほど前。

(あれ…携帯何処に投げたっけ？)

まあ、きっとベッドの上だよね。そう思い背中越しにベッドをみれば
黒いiPhoneらしき物体がある。
メールのやり取りをしたのは1時間前が最後。

1時間も何をしてたかと言うと、30分は報告書読み。
それから、何となく日本刀を出して眺めて。
手入れは夕飯前にしたから、出してもすることはないのに。

「最近、ダークネスの活動目立ってきたよねー…。まあ、好きにはさせないけど」

柄にも無く色々考えちゃったな…
まあ、やることは変わらない。ただ、守る者の為に戦うだけ。

「んー…っ！ 寝るかな。また、ジンに怒られるし」

日本刀をしまい、目覚まし時計をセットする。
携帯は充電器にさして、アラームを付ける。

(朝ごはん、半熟の目玉焼き食べたいなぁ。
早めに学校いって、皆と話したいし…)

なんて、"明日"を考えるもすぐに深い眠りに落ちるのがお決まり。


セットした目覚まし時計も意味がなく、
7:00前にくる幼馴染にお小言と共に起こされ、
新しい一日が始まる